お茶には体に良い成分がたくさん含まれていますが、水に溶けにくい成分もあり、煎茶のようにお湯で抽出しても茶葉に残る成分が約60パーセントもあるといわれています。お茶が薬として飲まれていた当時は、抹茶のように茶葉を磨り潰して丸ごと飲んでいました。健康意識が高まる中で、この有効な成分を捨ててしまうのはもったいないということで、お茶を使ったさまざまな料理が考えられています。

茶ガラをそのまま使ったレシピとしてはお茶の佃煮や水分を良く取ってから、かき揚げにするなどがあります。その他は、茶ガラをいったん乾燥させてから、ミキサーで粉末にして使うものが多いようです。お茶の風味をより出すには飲み終えた茶ガラではなく未使用の茶葉をミキサーで挽いて使った方がよいでしょう。また、最初から粉状の粉茶や抹茶を使えば挽く手間がかからず簡単です。

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