お茶を食べるって?
お茶には体に良い成分がたくさん含まれていますが、水に溶けにくい成分もあり、煎茶のようにお湯に抽出しても茶葉に残る成分が約60パーセントもあるといわれています。お茶が薬として飲まれていた当時は、抹茶のように茶葉を丸ごと飲んでいました。健康意識が高まる中で、この有効な成分を捨ててしまうのはもったいないということで、お茶を使ったさまざまな料理が考えられています。
茶ガラをそのまま使ったレシピとしてはお茶の佃煮や水分を良く取ってから、かき揚げにするなどがあります。その他は、茶ガラをいったん乾燥させてから、ミキサーで粉末にして使うものが多いようです。お茶の風味をより出すには飲み終えた茶ガラではなく未使用の茶葉をミキサーで挽いて使った方がよいでしょう。また、最初から粉状の粉茶や抹茶を使えば挽く手間がかからず簡単です。
詳しいレシピはネットで「お茶 レシピ」などのキーワードで検索してみてください。
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上級粉茶
100g 540円(税込)
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気軽に抹茶を飲もう!
健康を考えれば、茶葉を丸ごと頂く抹茶が一番ですが、抹茶というと茶道のイメージがあり、作法や道具といったちょっと堅苦しい感じがしますが…?
<シャカシャカ抹茶!>
全国茶商工業協同組合連合会(全茶連)と象印では抹茶を気軽に楽しめるようにと、シャカシャカ抹茶!の普及に努めています。
ステンレスボトルに適量の抹茶と人肌程度に冷ましたお湯を入れ、ふたをしっかり閉めて“シャカシャカ”混ぜ、最後にボトルが満量になるように氷を入れるものです。いっきに氷で冷やすことで抹茶の風味や香りを損ねずに、お茶の栄養をまるごと摂ることができます。
<簡単お手前>
難しい作法は考えずに気軽に栄養価の高い抹茶を愉しみましょう。
最初から道具をそろえなくてもある程度代用が可能です。
1、茶碗(大きめのご飯茶わんか、小さめのどんぶ
りでも代用可)
2、茶杓(ティースプーン、小匙でも代用可)
3、茶筅(1,000円(税別)程度~)
4、抹茶(600円(税別)程度~)
あとはご自由にお飲みください。甘いお菓子を戴いてから抹茶を飲むとさらにおいしく感じます。分量、時間などを変えて何度か点ててみてお好みの味を見つけてください。
使い終わった茶筅は、茶碗にお湯を入れてお茶を点てる時と同じようにシャカシャカ洗って乾燥させます。
抹茶道具のご紹介
徐々に道具も揃えていけばさらに趣が深まります。お茶道具の種類などの詳細はショッピングサイトをご覧ください。